今日は1月9日、今年はゆっくりな仕事スタートで会社業務は今日まで休業です。 
  が、なんだかんだと計画やプラン、構想など自宅で色々考えています。
 
   皆様、あけましておめでとうございます。

   少し寒い年末年始ですが平穏に年が明けて、今年が順調にスタートしました。
  そう、昨年の大震災以降、「平穏、平凡、平常」の大切さをあらためて感じるように
  なって「時間」の概念が少し変わったように思います。
  仕事に向き合える時間、お客様と関わることが出来るこの時、自宅でコーヒーを飲
  むひととき、そして家族と過ごす何気ない毎日。
  「時間の流れ」に「濃さ」を感じ、その日その時、その一瞬を大切にするようになりま
  した。コラムを読んでいただく皆様も同じように感じておられるかと思います。
  
   さて、本年もこのコラム欄では、色々な話題や思考を勝手気ままに掲載していき
  ますので、ぜひお付き合いいただきたいと思います。
  で、今年最初の話題は・・・
  建築を彩る色「黒」の話と、それにまつわる「一人の建築家」について紹介します。
   
   昨年三沢で完成したSさんの家 「単車との住まい」 は採用した色が白・黒の2色
  のみという独特のカラーリングで、だいぶ特徴的でした。初めて当社の建築を見た
  方からは 「なんで?・・・」という反応だったり、「へーすごいー」という賛辞だったり。
  賛否は分かれると思いますが、落ち着くようで派手なようで、ちょっと変わった雰囲
  気に仕上がっていました。写真でも紹介していますが、どう感じられるでしょうか?
  
   私の建築の内装カラーは、「木々の家」や「K・E・N House」にも見られるように
   「黒」 をよくを採用しまして、理由はただひとつ。 一人の尊敬する建築家の影響
  によるものです。 
   名前は 高須賀晋氏。和の建築に黒を取り入れ、独特の建築美を実現した建築
  家です。20代に初めてその建築を見て以来、その時に感じた「衝撃と感動」の呪
  縛から今も抜け出せていませんで・・・いや、ますます黒が生きる和の色彩美を心
  のどこかで追い求めているのです。 
   
   建築家 高須賀晋氏。 実はあまり知られていない建築家ですが、その和の独
  特な作風や「黒」を取りいれた色彩の素晴らしさは他に類を見ません。
  個人的にはその伝説的な生き方に共感している部分もあってとても敬愛していま
  す。 その生き方を少し紹介しますと、

    顧客との打合せは常に酒を酌み交わしながら・・・
    依頼を受ける顧客の条件は「酒が相当飲めること」・・・
    壁の色サンプルは白と黒の2種類のみ持参・・・

    左手でパースを書かせると天才的・・・ それは・・・  
    20歳で右腕を失っていて・・・
    「2本の腕は予備」と言い放ち・・・
    さらに左手は薬指と小指のみ・・・
  
  鉛筆と定規の時代に並々ならぬ精神力で建築界を生き抜いた不屈の建築家です。
  ほんの少し前まで、こんなスゴイ建築家が活躍していました。
  
   CADを簡単に動かして作図し、図面がキレイに印刷されるこの時代、CGソフトが
  自動でパースを立ち上げ、その画面の前にはなんの不自由もない自分がいる・・・ 
   自分の建築活動は高須賀氏に言わせればなんの苦労でもない・・・どこかでそう
  思っています。 私の場合、和の建築を考える時はいつも高須賀氏の建築を思い出
  しているのです。
   
   今年最初のコラムは、建築家 高須賀晋氏と 「黒」の色彩美を紹介して・・・
   2012年は社員一同、不屈の精神で気合の入ったスタートです。 
                           本年も、どうかよろしくお願い致します。

                           ( 2012年 1 月 9日  /  堀内将人 )

  
   追記 :  約1年前、素晴らしい住宅作品を世に残した建築家 高須賀晋氏は
         78歳でその不撓不屈な一生涯を閉じています。 安らかに・・・
 
 
  
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 株式会社 堀内工務店 アーキテクツ ×                堀内将人・新・建築設計
 私が最も好きな高須賀さんの作品 「木村さんの家」
   1991年発表の個人住宅です。 「黒」がキレイ。
   
   
 2012 スタート・・・
     
   

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if it hides it,
    it is a flower
 
   完成した時
     本当の
      良さを知る。
   本来、宣伝は
        無意味。
   秘すれば 
         花なり。

       


   
   
 堀内将人のコラム 2012・1・9
  
   
Horiuchi Architect Design
if it hides it,it is a flower 
  「黒」を使った私の設計例です。 高須賀晋氏の「黒」とは使用方法が
   違いますが、どこかでその雰囲気を目指しています。
 Horiuchi Architect Design

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