外へ出ますと、少しづつ春の気配を感じますね。
今日は3月24日 久しぶりな日曜の休日です。
実は昨日から体調不良で一晩寝込み明けの休日なのですが、今朝起きた
ら無情にもグランド整備の招集令状が舞い込んでいて、よせばいいのに球場
整備へ一番に出かけてしまいました。 しかも手抜きが出来ない性分につき
なぜか大活躍(自賛)。 ま、このへんはまったく懲りない男です。
この季節、まだまだ風は冷たいのですが、グランドの土はどんどん乾いて
来て、外で白球を追う野球少年たちの姿にもまた春を感じました。
うん、出かけた甲斐有り。
さて、今回のコラムは当社や私の近況など近頃の話題です。
現在進行中の現場はすべて順調、新たな着工の住宅も予定通りスタートしまし
た。さらに新たな計画もイイ感じで進んでいて面白くなりそう、今年もクライアン
トに喜んでいただける建築が提供できそうです。
で、今私が深く悩んでいるのは店舗の計画。 基本プログラムにいまだ納得
出来ず寝室でのエスキスはノート2冊目。この計画は少し時間がかかりそうで
すが、方向性は見えてきた・・・かなー。
先日、東京を巡る機会がありまして、ある出版社に立ち寄りました。名前は
「GA エーディーエー・エディータ・トーキョー」、この名前は通常知り得ません
で、逆に知っている方は相当建築マニアです。 なにせ一人の建築写真家が
世界の建築を独自の取材のみで42年もの間 出版活動を続けてきたという
建築専門の出版会社なのです。
そのGAギャラリーでは、いいタイミングで著名な建築家の新たな住宅建築プ
ロジェクト展も開かれていてゆっくり拝見できました。 私の計画での深い悩
みは・・・ まだまだ浅いかなー・・・ などと感じながらも、こちらは相当面白
かった。 しかし目的はやはり書物で、今回はいつにも増して相当買い込み
ました。
その 「一人の建築写真家」 名前は二川幸夫氏。 日本の建築文化や設計
力を現在の世界的レベルに引き上げた陰の立役者だと私は思います。 心か
ら尊敬すべきスゴイ方、書籍の内容もほんとうに素晴らしいです。 ぜひ、機
会がありましたらその建築写真を見ていただきたいと思います。
今年の春は少し早そう、同時に私個人とても忙しくなりそうです。 体調を崩
さないよう、しっかり健康管理しながら 設計・計画・施工・経営そしてもうひとつ
建築教育、二川さんの建築写真を使わせていただきながら、すべてを全力で
がんばってまいります。
建築写真家 二川幸夫氏は先日 80歳でお亡くなりになりました。
東京はすっかり春でした。GA前の桜はきれいに満開で、なんとも言えない
静けさでした。
(2013 ・ 3 ・ 24 堀内将人)
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■ GA社 と 満開の桜です。
不思議に寂しそうに見えます。
下・左上は汐留で奇しくも開催されていた二川幸夫
写真展。
以下、近況を写真のみで掲載します。
思うに、このところの無理なスケジュールを考えると、
体調など崩すはずです。
if it hides it,
it is a flower
完成した時
本当の
良さを知る。
本来、宣伝は
無意味。
秘すれば
花なり。
■ 堀内将人のコラム 2013・03・24
Horiuchi Architect Design
if it hides it,it is a flower
■ サクラ ・ マンカイ。
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住まうヒトの
便利な機能が
最優先。
形態美は
機能美に従順。
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